富士ソフトSBで不祥事?個別株のリスクを再認識
富士ソフトSB 誤請求発生の可能性を発表
2019年1月21日、富士ソフトSBが過去の一部請求について誤りがあるのではないかとの指摘を顧客から受け、社内調査委員会を設置して詳細に調査した上で、2月8日に結果報告を予定しているとのIRを発表した。
これによって同社の株は22日ストップ安を記録した。
300株ホルダーのワイ、大損!
株主である私は、300株×▲300円=▲90,000円のダメージを受けました
1/22(火)
— アズマサトシ@株 (@Plateau05) 2019年1月22日
富士ソフトSBのs安をモロに被弾…そんな下がるIRやないやろ!しっかりしろ👊 pic.twitter.com/TTsG8lmrZq
その日は仕事で会社にいたわけですが、一度も寄らずのS安だったため、15時過ぎにSBI証券の口座損益を確認してびっくりしました
この一件で含み益が吹き飛び、含み損を抱えることになってしまいました。
NISAで購入しているため、とりあえずすぐに売ることはせず様子見しようと思います。
富士ソフトSBの今後の株価はどうなる?
ホルダーとしては富士ソフトSBの今後の株価が気になるところです。
今後の株価を占う上でのポイントは以下の2点ではないでしょうか
- 誤請求の金額
- 誤請求の悪質性
誤請求の金額について
富士ソフトSBの2018年3月期の決算を見ると、以下の通りとなっています。
売上高:110億円
営業利益:4億3600万円
経常利益:4億4200万円
純利益:3億1100万円
例えばですけど、誤請求の金額が1億円でした、となればそりゃもうアウトです。
しかし誤請求の金額が1000万程度であれば、利益に対してのボリュームからしてそこまで大きいとは言えないはずです。
IR発表を待つしかないわけですが、本来よりも極端に過大な請求であれば、支払う前に取引先企業から指摘があるはずですし、そこまで大きい額でないと思いたいです。
誤請求の悪質性について
誤請求の金額も大事ですが、長期的な視点で見ると今回の誤請求の悪質性によっては大きく株価の行く末が異なる気がします。
たとえ少額であっても、その誤請求が意図的なもので複数の取引先に対して行われていた場合 、今後の業績に大きなダメージを受けます。
一度貼られた悪質な会社というレッテルはなかなか剥がすことができないでしょう。
まして富士ソフトSBは官公庁や地方自治体からの案件も多いため、そことの取引がなくなってしまえばかなり痛いです。
当然投資家からは失望され、株価はさらに下落することになるでしょう。
親会社はあの富士ソフトですし、そこまで悪いことはしていないだろうと願っていますが・・・
もしも一定の悪質性があった場合、保有株を売却することを考えています。
個別株のリスクを再認識
現在のポートフォリオは複数の個別株に分散されていたため、今回の一件で大きなダメージは受けましたが致命傷になることは避けられそうです。
大きく資産を伸ばす上では集中投資が効率いいのは間違いないですが、それが1社2社程度だと、もし同様の事態が発生した場合、退場のリスクに晒されることになります。
こういったことはどんな会社にも発生しうることは必ず認識しておかねばなりません。
資金量によっていくつの会社に投資すべきかは異なってくるかとは思いますが、
私の場合は3社〜5社程度に分散投資を実施しています。
まとめ
・2/8の社内調査委員会の調査報告があるまでは様子見
・個別株のリスクをしっかり認識して投資すること
投資にリスクはつきものです。
うまくリスクと向き合って、資産を増やしていけるよう頑張ります。